文系の大学生が直面するのが「卒論」ですよね。
卒論のテーマは、卒論の難易度にもかかわる大事なポイントです。
ただ、なかなか決まらない人も多いと思います。
そこでこの記事では、卒論のテーマの決め方を6つ紹介します。
- 卒論のテーマは過去に学んだジャンルから選ぶのがおすすめ
- 過去の自作レポートは卒論の基礎になる
- 最終手段は〇〇〇からランダムで選ぶ
人によってやりやすい方法があると思うので、ぜひ自分が実践しやすい方法でテーマを選んでくださいね。
卒論のテーマの決め方とは?
卒論を書くにはテーマを決める必要がありますが、何を選べばいいか悩むことも多いです。
ここでは、卒論のテーマの決め方をご紹介していきます。
講義で出てきた内容から選ぶ
卒論のテーマの決め方に、講義で出てきた内容から選ぶという方法があります。
大学4年間の間に、専門分野の講義やゼミ活動などで、多くの情報に触れてきたはず。
講義で出てきた内容から、卒論のテーマを選ぶのも1つの方法です。
ただし、講義で解説されていた内容を丸々パクってしまうと盗作になるのでNG。
逆に内容は講義と似ていても、自分なりの切り口で研究できれば十分卒論になります。
自分なりの意見が反映されていたり、根拠が異なっていたりするのであれば、盗作にはあたらない場合が多いです。
大学4年間でたくさんの講義を受けることになるので、早いうちからテーマの目星をつけながら講義を受けると後で楽ですね。
過去の研究テーマを参考にする
卒論のテーマの決め方として、過去の研究テーマを参考にする方法があります。
過去の研究というのは、研究者の研究やゼミの先輩の研究のことです。
過去の研究は論文などを確認してみて、自分が研究したいテーマがあれば、参考にテーマを決めることができます。
また、ゼミの先輩の研究も参考になります。
同じゼミなら、学んできたことも似ていますよね。
丸パクリはNGですが、テーマの選び方は参考になります。
先輩が卒業したら聞くことができないので、卒業前に質問してみましょう。
先輩とは、日ごろからコミュニケーションを取っておくと良いですよ。
ゼミの先生にアドバイスをもらう
卒論のテーマの決め方に、ゼミの先生に相談して決める方法があります!
ゼミの先生は生徒の興味関心がある分野を、普段の活動を見て知っていることが多いです。
合わせて、大学の先生は論文のプロなので、卒論についてもよく熟知しています。
そのため、ゼミの先生に卒論のテーマを相談すれば、参考になることも多いです。
自分で何も考えずに質問するのは、無責任ですよね。
なので、図書館などで資料を見たり、論文を読んだりして自分なりの考えも見つけておきましょう。
ゼミの先生も仕事があるので、相談するときはアポイントはとっておきましょう。
自分の過去レポートを参考にする
卒論のテーマの決め方に、自分の過去のレポートを参考にする方法があります。
大学4年間の間に、数多くのレポートを提出していると思います。
提出したレポートの中には、自分の専攻している分野もありますよね。
実はこのレポートの内容を参考に、卒論のテーマを決めることができるんです。
レポートには、少なからず自分の意見が反映されているもの。
レポートの内容を膨らますことで、卒論テーマにできます。
1回レポートを書いているので、ある程度の知識がありますよね。
また、使用する資料などの目星もついているはず。
卒論を作成するときに、文章があるのとないのとでは卒論の作成にかかる時間が違います。
卒論のテーマで悩んでいる人は、自分が今までに作成したレポートをもう一度見返してみてください。
過去の頑張りも活かしましょう。
すでにある論文を参考にする
卒論テーマの決め方に、すでにある論文を参考にする方法があります。
卒論のテーマを決めるときに、
「他人の論文を参考にするのはちょっと…」
「他人の論文のテーマをパクるのは盗作じゃないの?」
と考える人がいますが、それは違います。
確かに、論文の内容を丸写しした場合や、ほとんど同じ内容を書いている場合は盗作です。
でも、テーマが同じというのは何も問題はありません。
テーマが同じでも論文の中身(主張や考え方)が異なっていればOK。
自分の学部・学科に関係ある論文を見て、「自分で研究してみたい!」というものがあれば、それをテーマにしてみると良いです。
論文の探し方は「卒論に必要な資料の集め方を解説!」で詳しく解説しています。
ぜひ、参考に論文をチェックしてくださいね。
【番外編】図書館の本からランダムに選ぶ
卒論のテーマの決め方番外編として、図書館の本からランダムに選ぶ方法も紹介しておきます。
初めにいっておきますが、この方法はあまりおすすめしません!
どうしても、卒論のテーマが決まらない
もう卒論のテーマを決定しないと提出に間に合わない
どうしようもないときの最終手段です。
方法は簡単、図書館にいって自分が選択している分野の棚にある本を適当に選ぶだけ。
簡単な方法ではありますが、興味がないジャンルになるかもしれませんし、予備知識がまったくない可能性もあります。
正直、かなりリスクが高い方法ですね。
どうしても時間がない場合や、テーマを決められない場合の最終手段として図書館の本をランダムに選ぶのはアリでしょう。
この方法を取らなくてもいいように、早めに準備しましょう。
卒論テーマの決め方【私の実体験】
最後に、僕の卒論テーマの決め方を紹介します。
僕自身は比較的真面目に講義も受けていましたし、レポートも卒論に使えるように下調べ等しっかりして作成していました。
比較的余裕があったので、本格的に卒論を書き始めたのは大学3年生の夏休み明けくらいからです。
これを聞いて「早くない?」と思われる方もいると思います。
しかし、文系学部出身で卒論の判定も厳しかったので早めに準備をスタートしたんです。
卒論のテーマは、大学3年生からスタートしたゼミでのレポート発表などを参考に決めました。
早い段階で決めていたので、スムーズに執筆に入れましたね。
ちゃんとしたレポートがあれば、それを元に卒論が書けるのでテーマはおのずと決まります。
この記事を読んでいる大学4年生以下の人は、日ごろのレポートから手を抜かずに作成しておくことをおすすめします。
レポートも馬鹿にできないので、しっかり頑張りましょう。
卒論のテーマの決め方【まとめ】
今回は、卒論のテーマの決め方を解説しました。
卒論のテーマの決め方は人それぞれ違いますが、今回紹介した方法はどれも今すぐ実践できます。
ぜひ、卒論のテーマ決めに役立ててみてください。
卒論に苦戦するか、余裕が生まれるかは準備を始めたタイミングが影響します。
このブログでも、卒論・口頭試問の対策記事を投稿していますので、ぜひ参考にしてください。
\電子書籍を活用した情報収集もおすすめ/
卒論の準備に書籍を読みこむ人も多いですよね。
最近だと下記のような電子書籍で、タブレット・スマホなどで本が読めます。
- Kindle Unlimited:約200万冊以上が読み放題
- audiobook.jp:耳で聞ける書籍が充実
- Audible:作業しながら聴く読書ができる
上記のサービスはスマホやタブレットで書籍を読む、音として聴くことができます。
卒論に必要な書籍も読めるので、図書館で貸し出し中の本も見つけられるかも!
✓文系4年制大学卒
✓文系大学からIT企業に就職
✓現在フリーランス
就活情報を中心にブログ投稿をしています。
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