
卒論の準備してますか?
文系大学生の場合、多くの人が卒論を作成すると思います。
卒論を作成するときに、できれば早く終わらせて余裕をもって残りの学生生活を送りたいですよね。
多くの人が早めに卒論を終わらせたいと思っていますが、現実には期限ギリギリになる人が多いです。
みなさんも卒論を早く終わらせる方法気になりますよね。
そこでこの記事では、卒論を早く終わらせる方法を解説していきます!
特に文系大学生には参考になる内容になっているので、ぜひ最後まで見ていってくださいね。
卒論を早く終わらせるために最低限守るべきこと!
根拠のある文章を書く
卒論を完成させるポイントは、根拠のある文章を書くことです!
卒論は感想文やレポートとは違います。しっかりとした根拠が存在していないといけません。

卒論ではコピペや文字数稼ぎなどは許されません。
卒論には、根拠となる資料やデータが含まれている必要があります。
根拠のある資料やデータというと、例えば古文書や巻物の原本やアンケート結果などが当てはまりますね。
感想文やレポートのように、誰かの意見をそのまま使用したり、自分の意見ばかりを並べたものは卒論として成り立ちません。

根拠がとても大事です!
また、最悪の場合、卒論を提出できたとしても卒業できないことも。
そのため、卒論を作成するときには、根拠が含まれているか注意して作成する必要があります。
指定の文字数をクリアする
卒論を完成させるポイントは指定の文字数をクリアすることです。
これは当たり前といえば当たり前なのですが、提出のギリギリになって焦る人が毎年います。
初めのうちは指定の文字数くらいなら書けると思っている人も多いです。
でも、実際に書き始めると意外に書くことに困ったり、引用資料の分量が少なかったりしてだんだん焦り始めます。
卒論の準備を始めるのが早かった人は、書くことに困ってもまだ修正する時間はあります!
時間さえあればなんとか仕上げることはできるでしょう。
でも、準備をしていない人は時間がないので提出に間に合わなくなる人も出てくるんです。

文字数不足で困ることが意外に多いです!
このように、卒論を作成するときには、指定の文字数を余裕を持って書き終えることができるくらい早めに準備する必要があります。
自分の考えを盛り込む
卒論を完成させるポイントとして、自分の考えを盛り込むことが挙げられます!
卒論は根拠を示さないといけませんが、すべて他人の意見を主張するわけにはいきません。

丸々他人の意見を引用するとそれは盗作になります!
そのため、卒論では他人の意見を参考にしつつ、資料をもとに自分の意見を述べなければいけませんが、これが意外に難しいんですよね….
自分の意見をただ述べればいいだけなら、レポートと大差はないです。
ただ、卒論なので自分が主張したい意見を裏付ける根拠を示す必要があります。

根拠となる資料はなかなか見つからないので覚悟しましょう(笑)
根拠となる資料探しはかなり時間がかかるので、早め早めに取り掛かることが大切。
早めに準備を初めて、しっかりと自分の意見を証明できる根拠となる資料を探し出しましょう!
卒論を早く終わらせるには大学4年生までの準備が必須!
卒論を早く終わらせたいのであれば、大学4年生までの学業を真面目に行っておく必要があります。
正直いうと、大学4年生になって1から卒論を完成させようとすると、資料を使う系の学部・学科(歴史系や文学系など)の場合は早く終わらせるのは難しいです。
卒論というのは大学4年生から始まるのではなく、それまでの学びの集大成といえるもの。
そのため、今までにどれくらい真剣に学んできたかによって卒論作成のスピードは大きく異なります。
なので、卒論を早く終わらせたいなら、大学4年生までの講義やゼミなどは真面目に受け、レポートなども評価されるレベルのものを執筆しておく必要があるでしょう。
そこでここからは、卒論を早く終わらせるために大学4年生までにやっておくべきことをご紹介していきます。
専門分野の知識を蓄える
大学4年生までにやっておくべき卒論の準備として「専門分野の知識を蓄える」ことが挙げられます!
卒論を完成させるには、自分が専攻している分野の知識が必要です。
特に卒論となるとかなり専門的なレベルの高い知識が必要です。
そのため、大学4年生までの講義やゼミなどで専門知識を学んでおく必要があります。

大学によって違いますが、必須科目として専門分野の講義が指定されているケースもあります!
大学生の中には、講義中でも寝ていたりスマホを触って話を聞いていない人もいますよね。
でも、そうして話を聞いていないと、専門的な知識も身につきません。
ちなみに、私の経験上、大学4年生までの講義をしっかり受けている人は卒論でも困っていません(しっかり完成させているという意味です!)

残念ながらしっかり講義を受けていた人でも卒論は苦労します!
しかし、あまりまじめに受けていない人は、卒論の作成に困っている人が多かったように思います。
みなさんは大学4年生までの講義をしっかり受けて、卒論に向けて知識を蓄えてください!
論文を読む
大学4年生までにやっておくべき準備として「論文を読む」ことが挙げられます!
大学4年生になると分かりますが、急に忙しくなります。
就活・卒論・ゼミ・サークル・部活動など大学4年生はすることがたくさん。
そのため、比較的時間のある大学4年生までの間に論文を読んでおくと良いでしょう。
論文を読むことには、いくつかのメリットがあると思っています。
1つ目は論文の内容から専門知識が身につくことです。
先ほども紹介しましたが卒論には専門知識が必要ですが、論文を読むことで少しずつ知識が蓄積されます。
論文はかなり難しい文章が書かれているので、全部読むのは難しいという人もいると思いますが、そういった人は興味を持った部分だけ読むのでもOKです。
ちょっとずつでも塵も積もれば山となるというように、着実に知識はついていくので卒論を書くころにはその知識が役立ちますよ。

論文は卒論のテーマ決めにも使えます。
2つ目は論文の書き方が分かるということです。
論文をいくつか読んでいると論文の書き方に決まりがあることに気づくと思います。
論文を作成するときには、
- どういう形で構成を考えればいいのか。
- 説得力のある文章の書き方
- 資料の効果的な見せ方
などを学ぶことができます!
このように、論文には「専門知識+卒論の参考になる論文の書き方」が含まれています。
大学4年生になる前に、できるだけ多くの論文を見ておくと良いでしょう。
卒論のテーマを探す
大学4年生までにやっておくべき準備として「卒論のテーマを探す」ということが挙げられます!
卒論のテーマは卒論を作成する上で1・2を争うくらい大事です。
卒論のテーマ選びを失敗してしまうと、卒論が書けない….なんて事態になりかねません。
そのため、慎重に選ぶ必要はありますが大学4年生は先ほども言ったようになんせ時間がない。
そのため、じっくり卒論のテーマを考える時間もありませんし、同時進行で資料収集もしないといけないので大変です。
そのため、大学4年生の段階で卒論のテーマを考えていないというのは少し危ないですね。

基本的に卒論のテーマを決めるのは早ければ早いほどいいです!
卒論のテーマは卒論の方向性を決めます。
どういうことについて書いて、どういう主張をしたいのかを考えてテーマを決めなければいけません。
また、難しい卒論テーマを選ぶとやりがいはありますが、かなり大変な卒論作成になります。
逆に簡単なテーマ(過去に研究がたくさんある)を選ぶと作成が楽です。
私としてはどうせ大学生で卒論を書くなら、難しいテーマにチャレンジしてほしいですが、自分のスキルにあったテーマを選ぶのも手だと思います。

ぜひ、誰も研究したことのないテーマにチャレンジしてみてください。
とはいっても、卒論のテーマの決め方が分からないという人もいますよね?
そんな人には以下の記事をおすすめします!

卒論資料の収集
大学4年生になるまでにやっておくべき準備に「卒論資料の収集」が挙げられます。
卒論資料と一言でいっても種類はさまざまです。
例えば、書籍・原文(古文書・巻物・統計データなど)・論文・雑誌記事などが卒論の資料に当たりますね。
このような資料は、大学4年生になって卒論を本格的に作成し始めた後も収集しますが、できるだけ大学4回生までに収集を開始しておくべきです。

ちなみに私は、卒論に使用した資料の約7割を大学4年生までに収集しました!
その理由の1つ目は大学4年生は忙しいからです。
資料集めはかなり時間がかかるので、比較的時間に余裕のある時期に進めておくのが良いでしょう。
理由2つ目は必要な資料とそうでない資料を分類することができるからです。
どういうことかというと、卒論の資料を収集し始めるとだんだん必要な資料と必要でない資料が分かるようになっていきます。
早めに資料を収集し始めると、必要な資料がだいたい分かるようになっているので、大学4年生になってからも効率よく資料を探すことができます。
逆に資料集めを1からするとなると、手あたり次第関係ありそうな資料を見て回るところから始まるのでかなり時間がかかります。
また、一度探したことのある資料をもう一度探すのと、1から資料を探すのではかかる時間が違うので、時間短縮の意味でも早めに資料集めをするのはおすすめですね。

どの資料がどこにあるのか記録に残しておくと便利ですよ。
このように、早めに卒論の資料を収集することで、本格的に卒論の作成に取り掛かったときに効率的に卒論が作成できるようになります(#^^#)
ちなみに、卒論の資料の収集方法については以下の記事を参考にしてみてください!

卒論に使用できるレベルのレポート作成
大学4年生までにやっておくべき準備に「卒論に使用できるレベルのレポート作成」が挙げられます!
これだけ聞いてもよく分からないと思うので詳しく説明していきますね。
まず卒論って何もないところから作成していると思っていませんか?
もちろん、調査結果などを利用する場合などは1から作成しますが、文系の卒論は過去のレポートの内容も使用できることも多いです!
専門的な授業でレポートを作成しているなら、そのレポートは卒論に使えるかもしれません。
また、そのまま使えなくても、少し修正すれば使えることも多いです。
ですが、これもレポートをしっかり描いている場合に限ります。
レポートをコピペ同然で提出している人はおそらく卒論に使用することはできないでしょう。

私も卒論のかなりの部分をレポートを基にして作成しました!
大学生の中には、普段のレポートは単位が取ることが目的になっており、真面目に執筆していない人もいます。
しかし、しっかりとレポートを作りこんでおけば卒論を早く終わらせることにもつながるので、ぜひ普段のレポートも手を抜かないようにしてみてくださいね!
まとめ
ここまでで、卒論を早く終わらせる方法についてご紹介しました。
少し長くなりましたが、卒論の準備は早ければ早いほどいいです。
卒論は大学4年生から作成スタートではなく、大学4年間の集大成と考えて行動することで卒論を早く終わらせることにつながります。
ちなみに、卒論の書き方や資料の扱い方、参考文献の引用や注釈の書き方などを知りたい人は以下の記事でご紹介している本を読んでみてください。
サポートや卒論の書き方がバッチリ分かるので、これから卒論を控えている人におすすめの本です!
