毎年、卒論を提出して安心している大学生の人は多くいます。
しかし、実は卒業論文を提出した後に、口頭試問(卒業面接)があるケースも多いです。
では、そんな口頭試問とはどういったことを行うのでしょうか?
- 口頭試問では卒論の内容について質問される
- 口頭試問を乗り切るには参考資料や卒論内容をおさらいしよう
- 卒論のミスに気づいたら正誤表を作成しよう
そこでこの記事では、口頭試問(卒業面接)の内容と対策について紹介します。
しっかりと対策をして口頭試問に備えましょう。
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口頭試問(卒業面接)の内容とは?
![口頭試問,卒業面接](https://tomo-319.com/wp-content/uploads/2018/12/6ac4f3aa0904f2eb119692a8570fbfd8-1.png)
卒論の存在を知っている人は多いですが、その後の口頭試問の存在を忘れている人も意外にいます。
ここからは、口頭試問の内容を詳しく解説していきます。
卒業論文に書いた内容について質問される
口頭試問(卒業面接)では、大部分の時間を自分が提出した卒業論文について質問されます。
私が口頭試問を受けたときは、
- 卒業論文のテーマを決めた理由
- 卒論テーマの概要
- 論文の結論
などを質問されました。
また、これ以上に細かいところまで質問をされる可能性もあります。
例えば、引用文を記載した意図や引用文を理解しているのか確認されることも多いです。
質問自体は簡単そうですが、しっかり回答練習をしておかないと、本番でうまく答えられません。
口頭試問で落とされることは少ないといわれています。
しかし、万が一落ちると大変なのでしっかり対策しておきましょう。
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万全を期することが大事です。
面接官によって雰囲気に差がある場合もある
口頭試問(卒業面接)では、担当の面接官によって雰囲気が異なります。
基本的には、質問される内容はある程度決まっています。
しかし、担当者によって面接の雰囲気に違いがあるんです。
例えば、ある人は卒業論文に関連する質問のみ。
ある人は雑談のような会話を挟んで、学生の緊張をほぐしてくれる人もいます。
大学によると思いますが、基本的に口頭試問の面接官は所属する学部の先生が担当します。
なかなか面接官が変わることはないので、先輩から雰囲気などを聞いておくとよいでしょう。
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ゼミの先輩に話を聞いておくのがおすすめです。
卒業論文の内容以外から質問される可能性も!
口頭試問(卒業面接)では、卒業論文に関係ない情報でも質問をされる可能性があります。
例えば、在学中絶対に学んでいる所属学部・学科で専攻している知識についての質問です。
卒論は4年間の学びの集大成。
大学側も基本中の基本は知っていて当然と考えています。
ふいに「〇〇について説明してください。」といわれることも。
これまでに習ったプリントや書籍など、簡単に振り返っておくと良いですね。
一番大事なのは卒論だけじゃなく、日ごろの授業をしっかり受けて知識を増やしておくことです。
この記事を読んでいるのが大学4年生以下の人であれば、ぜひ日頃の学びを大切にしてください。
口頭試問(卒業面接)を突破するための対策!
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卒論を提出したらだいたいの人が安心して口頭試問対策をサボりがちです。
ただ、口頭試問も対策をしていないと後悔することも….
ここからは、口頭試問を突破するための対策をご紹介します。
提出した卒業論文を読み込む
まず一番すべき対策は、提出した卒業論文を読み込むことです。
自分が書いた卒業論文なので内容は把握しているとは思います。
しかし、口頭試問(卒業面接)では細かいところまで質問されるため、あらためて確認しておいた方がいいです。
卒論を何度も読み込み、質問に対してスラスラ返答できるくらいになっておきましょう。
想定問答集を作成しておけば、本番でも回答しやすいです。
あと、話すのが苦手な人は、事前に練習をしておくといいですね。
参考資料を見直して内容を理解する
口頭試問(卒業面接)前に、使用した参考資料を読み込んでおくと良いです。
卒業論文には参考資料から引用した部分や、参照した部分がありますよね。
引用部分について質問がされた場合に備えて、参考資料を見直しておくことが大切です。
口頭試問では、参考資料を全部読んでいる前提で質問される場合もあります。
参考資料の内容を隅々まで、一応確認しておきましょう。
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僕は面接寸前まで参考資料とにらめっこしてました。
友だちとお互いの卒業論文について討論する
口頭試問(卒業面接)前に余裕がある人は、同じ分野を学んでいる友だちと卒業論文について討論するのもおすすめです。
お互いの卒業論文に目を通すと、疑問に思うことやよく分からない部分が出てくるはず。
分からない部分を他人に説明したり、改めて考えたりすることで、自分が提出した卒業論文への理解度が高まるんです。
ただ、自分とは違う分野を学んでいる人と討論するのはおすすめしません!
基礎知識がない人と意見を交換した場合、知識不足で有意義な討論にはならない可能性が高いです。
できれば同じゼミ仲間と意見交換をすると良いでしょう。
![tomo](https://tomo-319.com/wp-content/uploads/2023/10/8ba45f61a51b68353dbc471b3e820c59-150x150.jpg)
友達との最高の思い出にもなりますよ。
卒論を見直して正誤表を作成する
口頭試問に向けて、卒論を見直して正誤表を作成しておきましょう。
卒論の提出から口頭試問まで約1ヵ月あります。
提出した卒論にミスが見つかった場合は、正誤表で口頭試問の面接官に報告することが可能です。
正誤表は、間違っている箇所とページ数や行などを記載したものです。
どんなにチェックしていても、誤字脱字やミスはあります。
そのため、正誤表で後から修正できる仕組みがあるんです。
大学によって体裁は異なります。
体裁が難しいということはなく、比較的簡易的な場合が多いですね。
大学側は大学生に対して、完璧な論文を求めているわけではありません。
卒論を作成する過程や、論理的に説明できているかといった観点から評価します。
もちろん、完璧に越したことはありませんが、大学教授でもミスはあります。
大学生であれば多少のミスは問題ないため、卒論提出後にミスが見つかったときは、正誤表を準備するようにしてください。
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最後までがんばりましょう。
学部・学科の基礎知識を復習する
口頭試問の対策として、学部・学科の基礎知識を復習することが挙げられます。
一見、口頭試問とは関係なさそうですよね。
ただ、口頭試問では大学4年間で学んだ学部・学科の基礎知識について質問されることがあります。
卒論はあくまで大学4年間の学びの集大成です。
そのため、卒論の内容はもちろん、大学4年間でしっかり学べているか確認されます。
卒論の内容に直接関係ないようなことでも、大学4年間で学んだ基礎知識については質問されます。
対策としては、大学4年間の授業のノートや資料を見直すことが効果的です。
完璧に頭に入れる必要はありませんが、口頭で答えられるくらいには復習しておきましょう。
まとめ【口頭試問対策はしっかりやっておこう】
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今回は、卒論の後に待っている口頭試問の内容と、対策方法を解説しました。
卒論を提出すると気を抜いてしまいがちですが、口頭試問は対策が必須です。
口頭試問(卒業面接)の対策はいろいろありますが、自分が後悔しないように対策をしてみてくださいね。
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