- 人見知りで、面接官と会話するのが苦手…
- コミュ障で、うまく自分の意見を伝えられない…
人見知りやコミュ障が理由で、就活に苦手意識がある人もいるのではないでしょうか。
僕も大学生時代はコミュ障で、正直人と話すのは苦手でした。
サークルなども入っておらず、ゼミとアルバイトに力を入れていました。
ただ、そんな僕でもIT企業から内定をいただき、それ以外にも2社最終面接まで進んでいます。
そこでこの記事では、人見知り兼コミュ障の体験談も含め、内定をもらうための就活戦略を解説します。
人見知りやコミュ障にとって、就活はけっこうキツイと思います。
ただ、対策をすれば、なんとか乗り切ることはできるはずです。
人見知りとコミュ障は対策方法が異なる
人見知り |
・慣れると比較的コミュニケーションが取れる ・初対面に弱い |
コミュ障 |
・基本的に人と話すのが苦手 ・会話でプレッシャーを感じることがある |
人見知りとコミュ障は、どちらも就活で苦戦しがち。
ただ、両者は特徴が異なるため、異なる対策が必要です。
人見知りは、人と話すのが苦手なものの、一定期間話を続けるなど慣れてくるとコミュニケーションを取れる傾向があります。
初対面には弱いですが、何度も初対面の人と話す経験を積むことで、人見知りがましになるケースも。
一方、コミュ障は、基本的に人と会話をするのが苦手です。
人見知りのように慣れることは少なく、時間では解決できません。
人によっては、会話にプレッシャーを感じたり、自分の意見を伝えられなかったりと就活でうまくいかないケースもあります。
コミュ障の場合、面接練習を繰り返すまえに、人と話す練習も必要です。
このように、人見知りとコミュ障は特徴が異なるため、それぞれに合わせた就活戦略が求められます。
人見知りとコミュ障は厳密には異なるんだ。
違いを理解したうえで、対策が必要なんだね。
人見知りの就活戦略
ここでは、人見知りの就活戦略として、やるべき面接対策を紹介します。
- 面接での回答例を作りこむ
- 面接練習の数をこなす
- 面接の本番回数をこなす(本命以外)
- 本命企業に挑戦する
面接での回答例を作りこむ
まずは、面接での回答例を作りこみましょう。
回答例を作成することで、予想外の質問に焦ってパニックになるリスクを減らせます。
とくに人見知りの人は、ただでさえ面接官と会話をするのが苦手なはず。
それに加えてパニックになってしまえば、自分の力を面接で発揮できません。
まずは面接の模範解答を作成し、焦らず面接にのぞめる環境を作りましょう。
模範解答があると、面接で回答する余裕ができますよ。
面接練習の数をこなす
模範解答を作成したら、次は面接練習の数をこなしましょう。
人見知りの人は、コミュニケーションに慣れてくると意外と話せる人が多いです。
そのため、面接練習を繰り返して、場慣れする必要があります。
面接練習では、面接の緊張感や雰囲気を体験できるため、繰り返し行うことで人見知りをおさえる練習になります。
人見知り対策を考えると、できれば毎回面接官は違う人に担当してもらうのがベストです。
面接練習は回数をこなし、雰囲気や面接官とのやり取りになれましょう。
練習を繰り返すことで、脱人見知りを目指しましょう。
完全に人見知りが治らなくても、現状が改善できればOK!
面接の本番回数をこなす(本命以外)
面接練習ができたら、本命以外の企業で面接回数をこなしましょう。
いきなり本命企業に挑戦すると、面接慣れするまえに失敗する可能性があります。
まずは本命以外の志望度が低い企業で面接を受けてみて、雰囲気や受け答えの手ごたえを得ましょう。
もちろん、面接を受ける企業は真剣に選考を受けるべきです。
ただ、現実的に志望度に差はあるので、面接の練習もかねて回数を重ねてみてください!
1回目より2回目と、少しずつ面接に慣れてくるものです。
うまくいくかどうかは別として、面接に慣れるのは大事ですね。
本命企業に挑戦する
何回か面接を経験したら、本命企業に挑戦しましょう。
この段階まで進むと、人見知りでも面接で自分の魅力をアピールしやすくなっていると思います。
実際に僕も、本命企業にチャレンジするころには、面接官との会話や受け答えの手ごたえなどがわかるようになりました。
人見知り度合いは人それぞれですが、以前より改善できていれば本命企業に自分の魅力を最大限アピールできるはず。
ここまできたら思い込みすぎずに、開き直ってチャレンジしましょう。
そうすれば、面接でうまくいく確率を上げられますよ。
準備万端で面接にのぞむと、自然と自信も出てきますよ。
コミュ障の就活戦略
コミュ障の場合、面接対策と合わせてコミュニケーションの訓練が必要です。
ここでは、コミュ障の就活戦略を紹介します。
- 人と会話をする練習をする
- 面接での回答例を作りこむ
- 面接練習を繰り返す
- 面接の本番回数をこなす(本番以外)
- 本命企業に挑戦する
人と会話をする練習をする
コミュ障の人は、面接練習のまえに人と会話をする練習をすべきです。
人見知りと異なり、コミュ障の場合は場慣れしても会話がうまくできないケースも。
- 人前で緊張して話せなくなる
- 面接でプレッシャーを感じて頭が真っ白になる
など、面接以前に人と話すのが苦手な人は、まずコミュニケーションの訓練をしたほうがいいでしょう。
友だちや大学のキャリアセンターの人と練習することで、面接の基礎になるコミュニケーションスキルを身につけられます。
コミュニケーションスキルを高めることで、面接練習に取り組みやすくなりますよ。
面接での回答例を作りこむ
コミュニケーションの練習をしたら、次は面接での回答例を作りこみましょう。
事前に面接での質問を想定して回答例を作成しておけば、コミュ障で話すのが苦手は人でも対応しやすくなります。
もちろん、会話が苦手な人は回答例があってもうまく話せない場面もあるでしょう。
僕もすべての面接でうまく話せたわけではなく、頭が真っ白になり何を話したか覚えていないこともありました。
それでも、面接での模範解答を考えておけば、想定した質問では少しは落ち着いて回答できるはずです。
落ち着いて対応できる準備が大切ですね。
面接練習を繰り返す
面接の回答例を作成したら、次は面接練習を繰り返しましょう。
面接は慣れの部分があるため、回数を重ねるごとに自分の意見をスムーズに伝えられるようになります。
- 友達同士で面接練習をする
- キャリアセンターで模擬面接を行う
- 就活エージェントで対策する
など、本番前に面接練習をたくさんすることで、受け答えや緊張感などを味わえます。
練習あるのみです。
面接の本番回数をこなす(本命以外)
面接練習を行ったら、次は本命以外の企業で面接経験を積みましょう。
面接練習を繰り返したとしても、やはり本番の面接とは緊張感や雰囲気が異なります。
本命の企業で自分の力を発揮するためにも、最初は志望度の低い企業で面接を体験するのがおすすめです。
複数面接を受けていると、
- よくされる質問
- 面接官の態度
- 和やかに面接を乗り切るコツ
など、面接をうまく乗り越えるコツがわかります。
できるだけ早く内定を取りたい気持ちはわかりますが、焦らず着実に取り組むことが大事です。
遠回りのようだけど、経験を積むことが大事です。
本命企業に挑戦する
面接経験を積んだら、いよいよ本命企業に挑戦しましょう。
これまでの面接で得た経験や、ノウハウを駆使することで、最大限強みをアピールできるはずです。
ここまでくれば、悩む必要はありません。
自分がこれまで積み重ねた努力を信じ、思いっきり面接にのぞみましょう。
万が一失敗しても、人生が終わるわけではありません。
他にも自分に合う企業はあるので、過度に不安にならず挑戦するのがポイントです!
最後は自分を信じて、面接に挑みましょう。
頑張ってくださいね!
人見知り・コミュ障が就活に取り組むときの注意点
人見知りやコミュ障の人が就活に取り組むときは、注意すべきポイントがあります。
なんとなく就活を進めると、自分に合う企業に内定をもらえないケースも。
そこでここでは、人見知り・コミュ障の人が就活に取り組むときの注意点を解説します。
- 人見知り・コミュ障でも負担が少ない職業を選ぶ
- できる範囲で弱みを改善する
- 1人で悩みを抱え込みすぎない
人見知り・コミュ障でも負担が少ない職業を選ぶ
就職後の人生で苦労しないためにも、人見知りやコミュ障でも負担が少ない職業を選ぶべきです。
特徴を考慮すると、
- ノルマに追われるような営業職
- 人と多く接する接客業
など、人と多くかかわる職業は負担が大きいといえます。
もちろん、人それぞれ希望や特性があるため、一概に否定はできません。
ただし、一般的に人見知りやコミュ障の人と営業・接客という職種は相性があまりよくないです。
営業や接客業では人と密に接する機会が多く、コミュニケーション力や臨機応変な受け答えなどが求められます。
1から努力してコミュニケーションスキルを伸ばす!という強い意志ががなければ、簡単に実現できる進路ではないでしょう。
自分の特性に合わないキャリアを選択すると、仮に内定をもらえても苦労することになります。
無理して希望のキャリアを目指すだけでなく、他業界・職種に目を向けるのも忘れないようにしてくださいね!
実は僕も内定先の企業選びをミスして、後悔した1人です。
みなさんは、自分に合う職種を選択してくださいね。
できる範囲で弱みを改善する
面接までに、できるだけ弱みをなくせるように改善しましょう。
人見知りやコミュ障のまま就活を戦うのは、かなり難しいです。
そのため、できる範囲でコミュニケーションは改善する必要があります。
もちろん、いきなり会話が上手な人のように話すのは難しいです。
先ほど紹介した面接対策をもとに、少しずつ改善していきましょう。
コミュニケーション力をMAX5として、平均が3だとします。
努力をして3まで改善したうえで、他の強みを活かせば内定を獲得可能です。
就活は他大学生との競争になりますが、できる範囲で自分の弱みは改善しましょう。
最後まであきらめずに改善を続けると、内定に近づけます。
1人で悩みを抱え込みすぎない
就活がうまくいかないとき、1人で悩みすぎないことが大事です。
人見知りやコミュ障の人は、第三者に相談するのも苦手な傾向があります。
誰かに相談できなければ、ストレスをため込むことに。
最悪の場合は、うつ病やストレス障害などになり、就活が続けられなくなるケースもあります。
就活の悩みでつらくなったときは、友達・家族・キャリアセンターの相談員など、だれでもいいので相談してみましょう。
問題を解決できなくても、気持ちを伝えるだけですっきりできますよ。
内定を取ることも大事ですが、無理をしないことも大事。
本当につらいときは、専門機関に相談するのも検討してください。
人見知り・コミュ障が就活を乗り越えるコツ
ここからは、人見知り・コミュ障の大学生が就活を乗り越えるためのコツを紹介します。
- 短所を長所に言い換えるのが大事
- 無理に社交的な性格を演じる必要はない
短所を長所に言い換えるのが大事
就活を乗り越えるには、短所を長所に言い換えるのが大切です。
コミュ障や人見知りであることは仕方がないので、くよくよしても意味はありません。
短所の反対は長所であるため、うまく言い換えてアピールする必要があります。
たとえば、下記のような言い換えをすると効果的です。
・人見知りで打ち解けるのに時間がかかる
→ 時間をかけて深い関係を築くのが得意
・周りの反応が気になって話すのが苦手
→ 周りの反応を気にしながら行動できる
・グループのなかで発言するのが苦手
→ グループワークで協調性のある立ち回りができる
あくまで一例ですが、短所だと思っているところも言い換えると長所になります。
ネガティブに考えるのではなく、ポジティブにアピールすれば企業に評価してもらいやすいですよ。
ポジティブな学生は就活でも評価されやすいです。
無理に社交的な性格を演じる必要はない
人見知り・コミュ障を改善したいからといって、無理に社交的な性格を演じる必要はありません。
人見知り・コミュ障はネガティブなイメージがあるものの、あくまで個性の1つです。
無理に演じた性格は、いつかボロが出ます。
就活時だけ無理に性格を変えたとしても、社会人になれば元の自分で頑張る必要があります。
そのため、内定を獲得することに集中するあまり無理に自分を偽ると、卒業後に後悔しかねません。
できる範囲で短所を改善するのは良いですが、無理に社交的な性格を演じるのはNG。
自分の性格を100%偽るのではなく、少しだけ変えられるように努力するのがおすすめです。
内定が取れても、入社後にストレスになると本末転倒です。
内定獲得がゴールではありません。
自分に合う企業に出会うために、自分らしさも大切にしましょう!
うまくいかない人は就活エージェントもおすすめ
就活終盤になってもうまくいかないときは、就活エージェントもおすすめです。
就活エージェントは基本的に無料で利用でき、
- サポーターへの相談
- 自己分析サポート
- 面接対策
- 求人紹介
など手厚いサポートを受けられます。
たとえば、「キャリセン就活エージェント」では、最短2週間で内定を目指せます。
非公開の求人も取り扱いがあるため、幅広い選択肢から企業を選べるのは魅力です。
紹介された企業への就職を強要されることもないので、安心して利用できます。
首都圏や関西圏で就職を希望する人で、就活サポートを受けたい人は無料オンライン面談で相談してみてくださいね。
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人見知り・コミュ障も対策次第で成功できる
今回は、人見知りやコミュ障の就活対策について解説しました。
コミュニケーションが苦手な人は、就活の面接で苦戦する可能性がありますが、事前に対策することで内定に近づけます。
今回紹介した対策方法も参考に、内定獲得を目指してくださいね!
✓文系4年制大学卒
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