- ChatGPTって就活に活かせる?
- 自己PRを効率的に考える方法を知りたい
就活対策は時間がかかるため、できれば効率よく準備できる方法を知りたいですよね。
作業の効率化という意味で、最近注目されている「ChatGPT」を活用したい大学生もいるかもしれません。
ただ、具体的な活用方法がわからず、利用できていない人もいるはず。
そこでこの記事では、ChatGPTを就活の自己PR作成に活かす方法を紹介します。
ChatGPTをうまく活用すれば、自己PRの元となる原案を自動生成できるので、ぜひ参考にしてくださいね!
僕の経歴は次のとおりです。
・関西の中堅大学卒
・新卒でIT企業に入社も、プログラミングに挫折して半年で退社
・フリーランスWebライターとして活動
IT業界での活動経験は少ないですが、その後もライターとしてIT/プログラミング関連の記事作成に携わっています。
ChatGPTも利用しているので、就活生に戻ったとしたらどのように活用するか紹介していきますね!
ChatGPTとは?
ChatGPTは、自動で文章や資料データなどを作成できる生成AIツールです。
現状では開発途中のツールであるため、利用できるデータが古いという弱点はあります。
しかし、うまく活用すればさまざまな作業を効率化できます。
たとえば、
- 文章の自動生成/添削
- Excel・PowerPointなど資料作成
- AIとのチャット会話
- アイデア出し
- プログラミングコードの作成/添削
など、幅広い分野で利用されています。
プログラミングスキルと組み合わせると、コード作成の自動化や添削なども可能です。
就活ではおもに文章作成・添削機能を利用することになり、条件を与えてチャットを利用すれば自己PRも短時間で生成できるのです。
ちなみに、ChatGPTは無料版・有料版(月額20ドル)がありますが、無料版でも十分活用できます。
ChatGPTで就活の自己PRを作成する方法
ChatGPTが自己PR作成に使える点を確認したところで、さっそく具体的な作成方法を解説していきますね。
- ステップ1:自分の特徴や強みを洗い出す
- ステップ2:特徴や強みの根拠となるエピソードを探す
- ステップ3:ChatGPTに考えた条件を入力する
- ステップ4:求める文章を生成できるまで繰り返す
- ステップ5:生成された文章を添削する
ステップ1:自分の特徴や強みを洗い出す
まずは、自己PRの原案となる自分の特徴や強みを洗い出しましょう。
ChatGPTは自動で文章を生成できます。
しかし、希望に合う自己PRを作成するには、具体的な記載内容や条件をチャットに入力する必要があります。
1から自己PRを生成してもらうことも可能ではありますが、どうしても平凡でありきたりな文章になりがちです。
そのため、まずは自己PRの軸となる自分の特徴・強みを見つけましょう。
- 冷静に物事を判断できる
- データから結論を導き出すのが得意
- 初対面の人とコミュニケーションをとるのが得意
- リーダーとして複数人をマネジメントするのが得意 など
自分のアピールできるポイントを探してください。
今までの人生経験や好きなこと、嫌いなことを書き出すことで、特徴や強みを探し出せます。
なお、どうしても強みや特徴がわからないときは、弱みや苦手としていることから強みを見つけるのもおすすめです。
たとえば、静かで行動するのが苦手な人であれば、冷静で周りの状況を見ながら行動できると言い換えることができますよね。
弱点に思える特徴でも、逆の視点から考えると強みにつながるケースはあります。
自分の強みやアピールポイントがわからなければ、企業に評価される自己PRは作れません。
時間をかけてもいいので、じっくり考えてみてください。
自分の強みや特徴を理解できれば、効果的に自分を企業にアピールできますよ。
自分の特徴を理解しておけば、自分に合う企業選びもできます。
早めに自己分析しておきましょう!
ステップ2:特徴や強みの根拠となるエピソードを探す
次は、先ほど考えた自分の特徴や強みの根拠となるエピソードを探しましょう。
自己PRでは、単純に自分の特徴や強みをアピールするだけでなく、実際のエピソードと合わせて説明した方が説得力が増します。
たとえば、接客スキルをアピールする場合、
お客様との接客で最初はうまくいかなかった。
↓
他の従業員にお願いして練習を繰り返した。
↓
練習を活かして実践を行い、修正点をメモした。
↓
試行錯誤した結果、積極スキルやコミュニケーション力が向上した
上記のエピソードを踏まえることで、身につけたスキルの信憑性が高まるのです。
ChatGPTに条件を与えることも考え、箇条書きでもいいのでエピソードを洗い出しましょう。
エピソードはアルバイトやゼミ活動、部活動・サークルなど大学生活にかかわることなら問題ありません。
企業側が納得できる内容であれば、OKなので気軽に考えましょう!
コロナ禍でなかなかエピソードがない人でも、大学生活全般であれば何かあるはずです!
アルバイトやゼミなどでいいなら、エピソードも見つけやすいですね!
ステップ3:ChatGPTに考えた条件を入力する
ここまで作成した原案をもとに、ChatGPTに自己PRの作成を指示しましょう。
条件の記載方法に正解はありませんが、下記のように具体的な条件を記載すれば、希望する文章を生成しやすいです。
上記の文章を見てもらうとわかるとおり、ChatGPTの作成する文章は少し違和感がありますよね。
現状ではそのまま利用できるクオリティはないので、添削するもしくは条件を変更しながら試行錯誤しなければいけません。
ステップ4:求める文章を生成できるまで繰り返す
ChatGPTで生成した自己PRに納得できないときは、生成作業を繰り返しましょう。
ChatGPTのチャットは連続で利用できるため、納得できない部分を修正する指示を出せば、修正・添削も可能です。
また、条件を見直したいときは1からチャットを作り直せばよいので、納得いくまで繰り返しましょう。
ステップ5:生成された文章を添削する
最後は、作成された自己PRを添削しましょう。
ChatGPTは違和感のない文章を作成しますが、インターネットから情報を収集しているため、ある意味あたりさわりのない文章です。
就活では、企業の心を動かす意欲や強みを伝える必要があり、ChatGPTの生成した文章では物足りません。
誤字脱字のチャックはもちろん、文章のわかりやすさや強みがつたわる構成か自分で確認しましょう。
最後の見直しや修正を行うことで、魅力的な自己PRに仕上げることができますよ。
ChatGPTを自己PR作成に利用する注意点
ChatGPTはとても便利なツールで、大学生も利用する人が増えると思います。
ただし、利用するときにはいくつか注意点も。
そこでここでは、ChatGPTを自己PR作成に利用するときの注意点を紹介します。
- 生成された文章がすべて正しいとは限らない
- 0から1を作るのは難しい
- 自分で作成した方が早い人もいる
生成された文章がすべて正しいとは限らない
ChatGPTは気軽に利用できますが、生成された文章がすべて正しいわけではありません。
たとえば、自己PRを作成した場合、文脈がわかりにくい文章が生成されるケースもあります。
また、個別の企業名や特徴を出力した場合、企業の事業内容などが間違っているケースも。
とくに2023年8月現在、ChatGPTに使用されているデータは2021年時点の情報です。
そのため、情報が古い可能性もあります。
ChatGPTの生成した文章をうのみにするのではなく、あくまで参考程度にするのがおすすめです。
自己PRの参考程度にするのがベストですね。
0から1を作るのは難しい
ChatGPTは自己PR作成に使えますが、0から1を作るのは難しいです。
ChatGPTは与えられた条件に従い、インターネット上から情報を収集して文章を生成します。
そのため、条件を与えなければ文章は生成できません。
自己PRを作成する場合、自分の強みや特徴、アピールするためのエピソードなどを0から生成するのは難しいでしょう。
仮に自己PRを0から生成できたとしても、その文章が自分をアピールできるかというと疑問が残りますよね。
ありきたりな文章になりがちなため、自己PRを読み慣れている採用担当者はすぐわかるはずです。
自分の強みや特徴はしっかり自己分析で見つけておき、その情報をもとにChatGPTを活用するといいですね。
自分で作成した方が早い人もいる
ChatGPTを使うより、自分で自己PRを作成した方が早い人もいます。
ChatGPTを使えば、たしかに文章を短時間で作成できます。
しかし、作成した文章をそのまま使えるかというと疑問も多いです。
文章の添削や作り直しも必要なため、
- 文章を作成するのが得意な人
- 自己PRを自分で問題なく考えられる人
であれば、最初から自分で作成した方が効率的かもしれません。
ChatGPTは無理に使用する必要はないため、自分なりの活用法を試すといいですね!
・使う必要性を感じない。
・使いにくい。
このように感じた人は、無理に使う必要はないですね。
ChatGPTを就活に利用する際によくある質問
ChatGPTを就活に利用してみたいけど、使っていいか不安がある人もいるでしょう。
ここでは、ChatGPTを就活に利用する際によくある質問に回答していきます。
- ChatGPTを就活に利用してもいいの?
- ChatGPTを使用したのがバレるリスクは?
- オリジナリティを出すためのコツは?
ChatGPTを就活に利用してもいいの?
結論をいうと、ChatGPTを就活に利用するかは就活生にゆだねられます。
ChatGPT自体がおおやけに提供されるサービスであるため、利用自体はとくに問題ありません。
先ほど紹介したように、生成した文章の見直しをしっかりすれば、就活でも十分活用できます。
ChatGPTを使用したのがバレるリスクは?
ChatGPTが生成した文章をそのまま利用すれば、ツールを利用したのがバレるリスクはあります。
ChatGPTを利用した人ならわかるかもしれませんが、なかには違和感を感じる言い回しや文脈もあります。
添削せずそのまま利用した場合、言いたいことが伝わらないだけでなく、企業の採用担当者にChatGPTで生成したとバレるかもしれません。
自己PRを含め、就活でChatGPTを活用するときは、最終チェックや添削は行いましょう。
オリジナリティを出すためのコツは?
ChatGPTで生成した文章でオリジナリティを出すには、生成されて文章の添削がカギです。
生成された文章に具体的なエピソードや、そのとき考えたことなどを付け加えることで、個性のある文章に変えられます。
自分にしかわからない情報や実体験を追加すれば、企業側もAIの利用に気づかない可能性も。
文章作成の効率化も大事ですが、最終目標は企業に評価してもらうことです。
文章は何度も読み直し、オリジナリティがあるかチェックしましょう。
他の人の自己PRを参考にしたいなら…
ChatGPTを使い自己PRを作成するにしても、お手本となる自己PRが知りたい人も多いですよね。
そんな人には、実際に使用されたESの内容を見られる「unistyle」がおすすめです!
unistyleは、
- 先輩方のES・自己PR・志望動機などが見られる
- 就活ノウハウ記事でテクニックを学べる
就活生に役立つサービスです。
unistyleには先輩方の7万以上のエントリーシートや選考レポートが掲載されています。
業界・企業ごとに過去のESがまとめられているため、自分の目指す道にあわせて参考にできるのも魅力ですね。
企業は大手企業が大半ですが、仮に自分が入社する企業がなくても、同じ業界であれば参考になるでしょう。
手軽にたくさんのエントリーシートを見られるので、ぜひ登録しておきましょう!
【まとめ】ChatGPTで就活を効率化しよう
今回は、ChatGPTで就活の自己PRを作成する方法を紹介しました。
ChatGPTは無料でも利用できるAIツールで、自己PRなど文章作成に役立ちます。
うまく活用できれば、文章作成の時間を短縮できるので、ぜひ今回の記事を参考に有効活用してくださいね!
✓文系4年制大学卒
✓文系大学からIT企業に就職
✓現在フリーランス
就活情報を中心にブログ投稿をしています。
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