大学で受講しなければいけない教養科目。
ただ、教養科目はジャンルや選択肢が多いですよね。
はじめての科目選択では、どれを選べばいいかわからない人もいると思います。
そこでこの記事では、大学生に向けて教養科目の重要性や選び方を紹介します。
科目選びに悩んでいる新入生や、選択に失敗した経験がある人はぜひ参考にしてください。
自分に合う教養科目を選びましょう。
教養科目とは?
教養科目は、専攻した専門科目以外の幅広い知識や教養が学べる科目です。
文系・理系問わず幅広いジャンルを学ぶことができます。
たとえば、文学部に在籍している人でも数学やプログラミング、科学などの基礎知識が学べます。
専攻科目と違い各分野を深く学ぶことはできませんが、社会人で必要な教養は習得可能です。
大学ごとに多くの授業が開講されており、人によって選ぶ科目が異なる点も特徴です。
大学1・2年生のうちに受講することが多いのも教養科目ですね。
教養科目が大学生にとって大切な理由
教養科目は、取得が簡単な授業を選ぶべきという意見もあります。
しかし、大学生にとってどの教養科目を選ぶかは卒業後を考えると重要です。
ここからは、教養科目が大学生にとって大切な理由を3つ紹介します。
- 一般常識の知識を深められる
- 専攻分野に役立つ知識を得られる可能性がある
- 知的好奇心を満たせる
一般常識の知識を深められる
教養科目をしっかり選ぶことで、一般常識の知識を深められます。
社会人になると想像以上に一般常識が求められるため、教養科目の内容は学んでおいたほうが良いです。
たとえば、社会人になれば文系・理系の縛りはなくなるため、基礎知識はどちらも求められます。
文系でも科学や数学の基礎知識は必要です。
反対に理系でも、社会文化や歴史など文系分野の知識が求められます。
教養科目をうまく選択すれば、自分に足りない知識を学べます。
文系は理系、理系は文系科目を積極的に学んでおくと社会人になって役立つはずです。
専攻分野に役立つ知識を得られる可能性がある
教養科目では、専攻分野に役立つ知識が得られる可能性があります。
たとえば、自分が経済学を専攻している場合。
自然環境や科学分野の基礎知識を学ぶことで、自然環境の変化を意識したビジネスや経済動向を把握しやすくなるかもしれません。
一見直接関係なさそうな分野でも、間接的に参考になる知識はあります。
教養なんか学んでも無駄と決めつけるのではなく、将来活かせる可能性を考えて学ぶべきです。
そのときはピンと来なくても、あとで役立つ知識もありますよ。
知的好奇心を満たせる
教養科目に力を入れることで、知的好奇心を満たせます。
卒業に必要だから受講するという意味だけでなく、自分が興味のある知識が学べるのも魅力です。
たとえば私の場合、宇宙や星の成り立ちが学べる自然科学分野。
哲学系の授業に興味があって受講しました。
文系学部在籍だったため学習内容は難しかったですが、知的好奇心を満たせたので満足できました。
教養科目は自由に選択できるため、興味がある分野を選択できます。
専攻科目や必修科目で学べない分野でも、興味がある知識が得られるのです。
興味関心で受講して単位が取れると、とても達成感が得られます。
教養科目の選び方
ここからは、大学生が後悔しない教養科目の選び方を紹介します。
- 専攻分野に関係しそうな科目を選ぶ
- 純粋な興味関心で科目を選ぶ
- 単位を取りやすい科目を選ぶ
専攻分野に関係しそうな科目を選ぶ
今後に活かせる知識を学びたい人は、専攻分野に関係しそうな科目を選びましょう。
教養科目は数多く開講されており、なかには専攻分野に近いジャンルの授業もあります。
似た分野を選択すれば、今後に活かせる基礎知識や予備知識を身につけられるのでおすすめです。
ただし、似たような科目ばかりになると受講するのが憂鬱になることも。
気分転換も兼ねて、他ジャンルの科目を選択することも大事です。
専攻科目に近い授業を選ぶことで、今後に活かせる知識が学べます。
似た授業ばかりでは飽きるのでバランスが大事ですね。
純粋な興味関心で科目を選ぶ
難易度はさておき、純粋な興味関心で選ぶのも1つの手です。
学んでみたい授業を選択すれば、知的好奇心を満たせます。
実際に僕の場合、専攻が文系だったのであえて理系の科目をいくつか選択しました。
大学3・4年生になると専門分野以外学習する機会が減るので、教養科目は貴重でしたね。
すべて興味だけで選ぶのはリスクがありますが、いくつか興味関心で選んでみてください。
単位を取りやすい科目を選ぶ
卒業単位をできるだけ早く取得したい人は、単位が取りやすい科目を選ぶのもアリです。
大学1年生の場合は、上級生の知り合いがいなければどれが簡単な授業がわからないはず。
ただ、サークルや部活動、アルバイト先で先輩から話を聞ければ簡単な授業がわかります。
実際に僕の大学でも、簡単に単位が取れる授業は噂として出回っていましたね。
単位が取りやすい科目を選択すれば、着実に単位を増やせます。
ただし、教養科目は科目名が同じでも担当教師が変わる可能性がある点は注意が必要です。
去年まで簡単だったのに、今年はめちゃくちゃ難しいテストや採点方法に変わるケースも。。。
これは運次第ではありますが、シラバスの内容をしっかり確認することが大事です。
単位が取りやすい授業を見分けるときは、シラバスの内容確認は必須ですね。
シラバスの説明が難しい授業は、内容も難しい率が高い気がします…(体験談)
大学生は教養科目をしっかり受講しよう
今回は、大学生が単位を取らなければいけない教養科目について紹介しました。
教養科目は卒業単位数が多いため、なかには簡単に取得できる授業ばかり選ぶ人もいます。
ただ、教養科目は大学でも自由に選択できる数少ない授業です。
自分の専攻科目とは異なるジャンルの授業を選ぶことで、卒業後に活かせる教養知識が学べます。
ここまで読んでいただいた人は、ぜひ後悔のないように科目を選択してくださいね!
✓文系4年制大学卒
✓文系大学からIT企業に就職
✓現在フリーランス
就活情報を中心にブログ投稿をしています。
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