- 大学生が時間割をしっかり考えることの重要性とは?
- 大学生が時間割を考えるために必要な準備
- 大学生の時間割の組み方
- 大学生が時間割を決めるときのコツ
大学生になると高校生までとは違って、履修科目や授業の時間割は自分で決めないといけません。
必修科目や講義以外のスケジュール(サークルやバイトなど)などを考慮して時間割を組まないといけないので、悩む大学生も多いです。
そこでこの記事では、大学生の時間割の組み方とコツをご紹介していきます!
自分にあった時間割を決めましょう。
大学生が時間割をしっかり考えることの重要性
大学生がしっかりと計画的に時間割を組むことができれば、時間を有効活用できるので充実した大学生活を送ることができます。
大学生は自分で時間割を決めないといけませんが、時間割をしっかりと考えることは非常に重要です!
時間割の組み方によってスケジュールや単位取得できるかどうかが決まります。
そのため、適当に考えるのではなく、しっかりと計画的に時間割を組む必要があります。
例えば、空きコマが多いと無駄な時間が増えてしまいます。
また、履修登録数が少ないと単位が足りない事態が発生することも。
大学生の中には適当に時間割を組む人もいますが、後々後悔することも多いのです。
時間割は、時間をかけてしっかりと考えることが大事です!
大学生が時間割を考えるために必要な準備
大学生の時間割は学習内容やスケジュールも考慮して選択しなければいけません。
ここでは、時間割を決める際に必要な準備をご紹介します。
時間割表と履修要項を用意する
まずは、手元に時間割表と履修要項を用意しましょう。
大学では新学期の履修説明会などで、履修科目を決めるときのルールや登録できる科目などが書かれている「履修要項」が配られます。
また、時間割を考えるのに役立つ時間割表なども配られることがあるので、まずはこれらの資料を用意しましょう。
履修要項を手元に置いたうえで、じっくりと時間割を考えるのがベストです。
卒業に必要な単位数を確認する
大学生が時間割を考えるときには、卒業に必要な単位数を確認してから作ることが大事です!
大学によって卒業に必要な単位数は異なりますが、しっかりと残り単位数を意識して履修登録しないと単位数が足りずに卒業できないことも。
時間割を考える前に卒業に必要な単位数を確認して、あとどれくらい単位が必要なのか計画を立てるようにしましょう!
とくに2年生以降は、前年の取得単位数によって立ち回りが変わります。
友達とも時間割が変わる可能性が高いので、自分でしっかり管理しなければいけません。
とくに必修科目は落とすと留年の可能性も出てくるので、必ずチェックしておきましょう。
必修科目・選択必修科目を確認する
大学生が時間割を考えるときには、必修科目・選択必修科目から確認するようにしましょう!
大学の講義というのは大きく分けて必修科目・選択必修科目・教養科目(自由選択科目)・随意科目があり、以下のような違いがあります。
①必修科目
…卒業するために必ず単位を取得する必要がある科目
②選択必修科目
…指定されてた科目の中から指定の単位数を必ず取らないといけない科目。必修科目と違い、選択肢があるので自分が取りやすいものを選べる。
③教養科目(自由選択科目)
…自由に選択できる科目。大学生の必要に合わせて選択することができるが、卒業までに一定の単位数を取得する必要がある。
④随意科目
…卒業要件とは無関係な科目。図書館司書や学校教諭資格など主に資格に関する科目。
上記のように、同じ科目でも重要度は異なります。
時間割を登録するときは、それぞれの科目をバランスよく取得しなければいけません。
資格取得に必要な科目を確認する
資格を取得する人は、必要な科目をしっかり確認するようにしましょう!
大学では指定の単位数を取得し必要に応じて実習などに参加することで、資格を取得することができます。
例えば、教員免許資格や図書館司書資格などが当てはまります。
ちなみに、資格によって取得すべき科目や単位数は異なります。
また、実習が必須の資格も。
ちゃんと確認しないと単位が足りず資格を取得できません。
ちなみに、僕も大学で図書館司書の資格を取得しましたが、6時限目・7時限目に資格の授業を受けることも多々ありました。
資格の講義は基本的に遅い時間に行われることが多いため、部活やサークル・アルバイトなどのスケジュールを考えたうえで登録するようにしてくださいね。
大学生の時間割の組み方
大学に入学したばかりだと、時間割の組み方が分からない人もいるでしょう。
私も最初は手探り状態で時間割を考えたものです。
ここでは、時間割の組み方を具体的に解説します。
必修科目を入れる
必修科目は卒業するためには必ず必要な単位なので、最優先で必修科目を組み込むようにしてください。
必修科目は前期と後期で分かれていることが多い(例:経済学Ⅰ、経済学Ⅱなど)です。
そのため、単位を落とすと単位を取るには次の学年まで待つ必要があります…..
なので、必修科目は最優先で履修登録して、できるだけ一発で単位を取得するようにしましょう。
選択必修科目を決める
必須科目を時間割に組み込んだら、次は選択必修科目を決めましょう!
選択必修科目は指定の単位数を取らないと卒業できませんが、いくつか選択肢があってそのなかから選ぶことができます。
自分が学びたいことや方向性をしっかり考えたうえで、選択必修科目を登録しましょう!
教養科目を決める
必修科目・選択必修科目と決めてきたら最後に教養科目を決めましょう。
教養科目は自分の学科・学部に限らず幅広い分野から選択することができます。
自分の興味や教養として必要な科目を選んでみてください!
ちなみに僕はは文系学部に所属していましたが、あえて普段は学ぶことができない理系の講義を選択していました。
大学を卒業するとあまり専門外の知識を学ぶ機会はないので、ぜひ今まで学んだことがない科目にもチャレンジしてみてください。
教養科目は幅広い科目が学べるので、「大学生のうちに身につけておきたいスキル」で解説している内容を参考にするのも1つの手ですね!
大学生が時間割を決めるときのコツ
時間割を決めるときは、適当に決めるのはおすすめできません。
ここでは、大学生が時間割を決めるときのコツを解説します。
優先順位を決めてから科目を決める
大学生が時間割を決めるときには、優先順位を決めてから科目を決めるのがコツです!
大学の履修科目には必修科目・選択必修科目・教養科目・随意科目があります。
ただ、優先順位を考えて時間割を考えないと後々困ったことになる可能性も…….
特に必修科目や選択必修科目は履修できる回数が限られています。
大学1年からしっかりと履修しないと、必要な単位数が足りずに手遅れになることも。
時間割を考えるときには、必修科目・選択必修科目を最優先で選択するようにしましょう。
受けたい講義と単位が取りやすい講義をバランスよく取る
大学の講義にはさまざまな分野のものがありますが、受けたい講義と単位が取りやすい講義をバランスよく取るのがポイントです!
大学で学ぶのであれば興味があるものをすべて受けるのが本当は理想ですが、それだと単位を落としてしまう可能性もあります……
実際には講義によって単位を取る難易度は異なるため、興味があって学びたい科目と取得しやすさのバランスがいい講義を受講した方がいいです。
ただし、単位を取りたいからと、簡単な講義ばかり取るのはおすすめしません。
簡単な講義ばかりを選択するのは簡単です。
ただ、興味もない講義をずっと受けるのはつらいですよね。
単位に余裕が出てきたタイミングで、少し難しめの講義にチャレンジしてみましょう。
空きコマを少なくして効率化する
時間割を考えるときには、空きコマを少なくしてなるべく時間を効率化することが大事です!
大学生が時間割を考えるときには、どんな科目を選択するかに意識がいきがち。
ただ、空きコマを意識して履修を決定するのが意外に大事になります。
空きコマが多すぎると次の講義までに時間が空いてしまうので、何もできない無駄な時間ができます。
空き時間が多いともったいないため、できるだけ空きコマは少なくすると良いでしょう!
個人的には大学1~3年まではフル単で履修登録して、できるだけ空きコマができないようにするのがおすすめです。
そうすれば、単位も早めに取得し終えることができ、就活・卒論などに時間を使えます。
まとめ
ここまでで、大学生が時間割(履修科目)を決める方法とコツをご紹介しました!
大学生が時間割を考えるときには、卒業に必要な単位や自分が取りたい講義、空きコマなどを考慮しながら決める必要があります。
「大学に入学して初めて時間割を考える人」や「学年が変わって時間割の考え方が分からない人」もいるかと思いますが、この記事を参考に時間割を組んでみてください。
ちなみに、具体的な履修科目の選択方法は大学によって異なりますが、最終的な判断は大学の規定などを確認したうえで行うようにしましょう。
✓文系4年制大学卒
✓文系大学からIT企業に就職
✓現在フリーランス
就活情報を中心にブログ投稿をしています。
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