
プログラマーとシステムエンジニアの違いを知っていますか?
現在では、ITシステムがない社会は成り立たないくらいIT化が進んでいますよね!
今後は日本も少子高齢化の影響でさまざまなシステムの自動化が進んでいくといわれています。
そんなIT社会を支えている職業に「プログラマー(PG)」と「システムエンジニア(SE)」があります。
2つの職業は仕事内容が似ていますが、必要なスキルや仕事内容が異なります!
そこで今回は、プログラマーとシステムエンジニアの違いを仕事内容と必要なスキルの面から解説していきます(#^.^#)
もし皆さんの中に、プログラマーやシステムエンジニアを目指している!という方がいましたら、双方の違いを知ったうえでチャレンジしてみてください。
プログラマーとシステムエンジニアはどう違う?
プログラマー(PG)の仕事内容
プログラマーとシステムエンジニアは仕事内容が異なります。
プログラマーは顧客と関わることはほとんどなく、プログラミングを行うことがほとんどです。
- システムエンジニアから依頼された設計書に沿ったプログラミング
- システムがしっかり動作するかのテスト
- システムエンジニアとの開発に関する打ち合わせ
上記のような仕事がプログラマーが行う内容です。
主な仕事は、システムエンジニアが依頼してくる設計書に沿ったプログラミングを行って、システムを開発することです!
実際にプログラミング言語を用いてプログラミングを組んでいって、システムやソフトウェアを開発していきます。
現在ではwebサイトやアプリケーション、企業のシステムなどさまざまな分野でIT化が進んでいるため、プログラマーの活躍の場が多くなりました。

少子化の影響で働き手が不足しているという現状もあります!
一方で、プログラミング自動化の技術開発も進んでいるので、今後は新しい技術や知識を学んでいくという姿勢が必要になってくると思います!
システムエンジニア(SE)の仕事内容
システムエンジニアはプログラマーと違い、プログラミングを行うことはほとんどありません。
システムエンジニアは基本的には顧客とのやり取りやシステムの設計など上流工程を担当します。
- 顧客との打ち合わせ
- システム設計
- 進捗確認やプログラマーとの打ち合わせ
- 納品や稼働後のフォロー作業
システムエンジニアは、システム開発がスムーズに進むようにプログラマーと顧客との架け橋を行う役割があります!
顧客と開発するシステムに関して打ち合わせを行い、顧客の希望する機能や内容を確認する作業などを行います。
打ち合わせで、顧客の意見を聞きつつ実現可能な設計を提案しなければ、後々プログラマーに負担がかかる可能性もあるため調整力と提案力が求められます。

あまりに実現できない内容の仕事を受けてしまうと、納期に間に合わないなど大問題に発展することがあります!
さらに、設計工程では顧客の要望を明確にして、どうやってシステム化していくかを考える必要があります。
なるべく、分かりやすく実現しやすい形で設計をしなければいけないため、プログラミングの知識も必要となります。
また、開発にかかる期間やスケジュールの調整なども行うことがあるため、プログラマーとの連携も重要な業務です。
定期的にコミュニケーションをとって進捗状況や困りごとがないかチェックします。
このように、システムエンジニアは顧客と開発者側の両方のことを考えつつ、バランスの取れた対応をすることが仕事です!

プログラマーとシステムエンジニアに必要なスキル!
プログラマーに求められるスキル
プログラマーに仕事は、主にプログラミングを行いシステムを開発することです。そのため、基本的にはプログラミング開発の知識と技術が必要となります。
- プログラミングの知識・経験
- チームで協力して作業を行う力
- コミュニケーション力
- スケジュール管理能力
プログラマーに最も必要なスキルはプログラミングの知識や経験です。なんといってもプログラマーは多くの時間をシステム開発 or テスト作業に費やします。
そのため、プログラミング言語やシステム開発の知識や経験が必要です。
プログラミング言語といっても、Java・PHP・C言語などさまざまな言語があります。
より多くの言語を使うことができるに越したことはありませんが、最低でも1種類は業務レベルで使用できる必要があるでしょう。
また、プログラマーにはチームで協力して仕事を行う協調力が大切です。
システム開発というのはプロジェクトによって差はありますが、複数人のチームで作業を行うことが多いです。
そのため、チームで情報を共有しながら協力して作業を行うことが大切になります。
さらに、チームで協力して作業を行うためにもコミュニケーション力は非常に重要なスキルです。

いくらプログラミングのスキルが高くてもコミュニケーション力が乏しくてチームと協力できない人はなかなか活躍できません。
自分の作業の進捗具合を伝えるときにも、悪戦苦闘しているところを質問するときにもコミュニケーションをとる必要があるので、仕事をするうえで基本的なスキルとして必要といえるでしょう。
このように、プログラマーはプログラミングのスキルだけあればいいわけではなく、業務を行う上で大切な協調性やコミュニケーション力も必要です。
システムエンジニアに求められるスキル
システムエンジニアは基本的に上流工程を担当するため、顧客の対応やマネジメントスキルが必要となります。
- プロジェクトの進捗管理力
- プログラミングの知識
- リーダーシップ・マネジメント力
- ヒアリング力・提案力
システムエンジニアには、プロジェクトの進捗管理力が必要です。
システムエンジニアはプロジェクトの管理を行いますが、複数人のプログラマーの進捗を把握してスケジュールに遅れないように管理を行う必要があります。
チームの一人一人の進捗状況を確認して、遅れている方がいた場合には協力して納期に間に合わせるなど進捗を管理する力が大切です。
また、顧客との交渉などを行うときにヒアリング力や提案力を必要とします。
システムエンジニアは顧客が何を望んでいるのかを理解しつつ、実現可能な計画を提案しなければいけません!
時には顧客の予算と利益を考えて交渉を行う場合もあるため、経営感覚もあった方が良いでしょう。
ちなみに、システムエンジニアは上流工程を担当するのでプログラミングの知識は不要だという意見がありますが、私はそうは思いません!
確かにプログラミングの知識がなくてもシステムエンジニアになれないことはありませんが、プログラミングの知識があった方が活躍しやすいと思います。
システムエンジニアは設計書を作成するわけですが、プログラミングを知らない方が作った設計書と知識がある方が作った設計書ではプログラミングの難易度が変わることがあります。
やはり、プログラミングの知識がある方が作った設計書はプログラマーのことを考えて作られているのでスムーズにシステム開発を行いやすいですし、無理の少ない設計になっていることが多いです!
しかし、プログラミングを知らない方が設計書を作成すると、作成しにくい設計や、場合によっては実際にプログラミングするのが非常に難しい設計書に仕上がることも…………..
設計書は分かりやすくプログラミングしやすい構成が良いので、システムエンジニアであってもプログラミングや開発の知識はあった方がいいです!
このように、システムエンジニアはプログラマーとは違ったスキルが必要となります。
最初はプログラマーからスタートしよう!
ここまでで、プログラマーとシステムエンジニアの仕事内容の違いとそれぞれに必要なスキルをご紹介しました。
プログラマーはプログラミングを主な仕事としており、システム開発やテスト作業を行っており、システムエンジニアはスケジュール管理など上流工程を行っています。
ちなみに、プログラマーとシステムエンジニアでいうとまずはプログラマーからスタートすることをおすすめします。
プログラマーは未経験でも募集がありますし、上流工程のシステムエンジニアになる前に経験しておくと良いでしょう。
システムエンジニアはプログラマーとして経験を積んでから目指すとスムーズです。
また、プログラミングはプログラミングスクールで学ぶことができるので挑戦しやすく、プロによる指導が受けられるのでおすすめです!
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