
口頭試問の対策は重要です。
文系の大学生であれば、卒論とともに口頭試問の対策は必要です。
口頭試問では、卒論を作成するうえで当然知っているはずの基礎知識や、卒論の内容に関する質問をされるため、対策が求められます。
そこで今回は、卒論提出後に待ち構えている口頭試問の対策について解説していきます!
卒論提出後の口頭試問に向けてやるべき対策とは?
大学や学部にもよりますが、卒論を提出後に口頭試問がある場合があります。
口頭試問は対策をして臨まないと後で後悔することも。
そこでここからは、卒論提出後の口頭試問に向けた対策をご紹介します。
卒論を読み込む
口頭試問の対策として、自分が完成させた卒論を読み込むのも効果的です。
口頭試問では、卒論で触れた内容は答えられるようにしておく必要があります。
また、資料を引用した意図を聞かれる可能性もあります。
卒論を読み込みながら、どうしてその資料を引用したのか理由を考えておくと良いでしょう。
口頭試問では卒論や使用した資料などを持ち込むことができる場合が多いです。
しかし、質問に答えるときに資料の中から該当のものを探す時間はありません。
そのため、事前に卒論をしっかりと読み込んで頭の中に入れておく必要があります。
特に卒論は平均2万字以上とかなりの量があるため、前半に書いたことを忘れているというケースもあるでしょう。
口頭試問前に、軽く卒論に目を通して質問に備えるようにしてくださいね!
卒論を見直して正誤表を作成する
口頭試問に向けた対策として、卒論を見直して正誤表を作成することがあげられます。
卒論の提出後から口頭試問までには約1ヵ月ありますが、もし提出した卒論にミスが見つかった場合には正誤表という形で口頭試問の面接官に報告することが可能です。
正誤表は、間違っている箇所とページ数や行などを記載したものです。
大学によって体裁は異なりますが、比較的簡易的な場合が多いですね。
大学生に対して完璧な論文を求めているのではなく、卒論を作成する過程や論理的に説明できているかといった観点から卒論は評価されています。
もちろん、完璧に越したことはありませんが、大学教授でもミスはあるので大学生であれば多少のミスは問題ありません。
卒論を提出したら、自分の卒論にミスがないかしっかり確認し、ミスが見つかったときには正誤表を準備するようにしてください。
卒論に使用した資料を読み込む
口頭試問の対策として、卒論に使用した資料を読み込むことも大事です。
さらに、口頭試問では、卒論で引用した箇所以外の部分から質問をしてくる可能性もあります。
例えば、自分が引用している箇所の前後の文章について質問してくる人もいます!
そのため、できるだけ引用に使用した資料は広範囲を読み込んでおく必要があります。

他者に卒論を読んでもらい質問してもらう
口頭試問の対策として、他者に卒論を読んでもらい質問してもらうことが挙げられます。
他者に卒論を読んでもらい、内容について分からない部分やもっと詳しく知りたい部分を質問してもらうことで、口頭試問での面接対策になるのです。
質問に答えられなかった場合には、知識不足ということ。
足りない知識を補うために卒論を読み返したり、資料を読み返したりできます。
特に同じゼミの人や同じ学部・学科の人と読み合いをすると効果的です。
学んできたジャンルが同じであれば、お互いの卒論を理解しやすいです。
また、的確な質問やアドバイスをしてもらえます。
ちなみに、私も大学生時代には図書館のディスカッションルームで卒論の読み合いをしていましたが、個人的には卒論の読み合いは楽しかった思い出があります。
口頭試問対策は大変でしたが、今となってはいい思い出です。
ぜひ、ゼミ仲間といっしょに対策してみてくださいね。
学部・学科の基礎知識を復習する
口頭試問の対策として、学部・学科の基礎知識を復習することが挙げられます。
一見、口頭試問とは関係なさそうですよね。
ただ、口頭試問では大学4年間で学んだ学部・学科の基礎知識について質問されることがあります。
卒論はあくまで大学4年間の学びの集大成という扱いです!
そのため、卒論の内容はもちろん、大学4年間でしっかり学べているか確認されます。
そのため、卒論の内容に直接関係ないようなことでも、大学4年間で知っておかなければいけない知識については質問されます!

私は大学1年生のときに学んだ基礎知識について質問されました。
対策としては、大学4年間の授業のノートや資料を見直すことが効果的です。
完璧に頭に入れる必要はありませんが、口頭で答えられるくらいには復習しておきましょう。
【口頭試問対策】本番までに何を聞かれても良い状態にする
ここまでで、卒論の後に待ち構える口頭試問の対策について解説してきました!
口頭試問の対策はさまざまありますが、早めに対策をするべきです。
卒論を完成させてからでしかできない対策もありますが、普段の大学での授業をしっかり受けることも対策になります。
これから口頭試問に向かっていく人は、ぜひ対策をしてみてくださいね。

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