
AIは災害対策にも役立つかもしれません!
最近では、AIを活用する動きが活発になっていますが、みなさんはAIについてどう思いますか?
「AIは人間の仕事を奪う」なんて言われることもありますが、実際は私たちの生活をより良くしてくれる一面もあります(#^^#)
その一例として、AIを防災に活用しようという動きもあるようです!AIを活用することで今までの防災がどのように変化するのでしょうか?
そこで今回は、今後に期待されているAIを活用した防災対策についてご紹介していきます。
AIを活用した防災対策の具体例とは?
具体例① 災害発生の予測
AIを活用した防災対策の具体例として、災害発生の予測が検討されています。
日本では近年、局地的なゲリラ豪雨や台風など災害被害が多く発生しており、災害を未然に予測して早めに対策を行うことの重要性が指摘されています。
こうした中で、AIを活用して災害が発生する前に災害の発生時期や規模などを予測。
そのデータを活用することで事前の避難や効率的な避難準備が可能となると期待されています。

いつ災害が起こるのかが高い精度で分かれば防災対策もしやすいかもしれません!
具体的には、台風の勢力や進路、暴風・大雨の範囲などの予測精度を高めることで、より防災対策を効率化し、迅速に対処することができると考えられているようです!
確かに、大雨の範囲や暴風の範囲がもう少し正確に分かるようになると、避難行動につながりやすくなると思いますが、「災害が発生するから避難しないと!」と私たち自身が思わないといけませんね。
具体例② 災害発生予測に基づく被害想定
AIを活用した災害発生予測に基づく被害想定の情報を、避難や防災対策に活かすことができれば効率的に対策ができると考えられています。
必要な防災対策は地域によって大きく異なります。同じ災害でもA地区では被害がなくてもB地区では甚大な被害があることも!
そのため、地域ごとの特性に合わせて防災対策を立てることが大切です。
AIを活用することで、河川の氾濫が起きやすい場所や土砂災害の危険性が高い場所などを正確に把握することが可能となると考えられています!
また、実際に災害が発生したときも事前に収集した地域ごとの情報を活用して、避難が必要かどうか、命の危険があるかどうかを判断する材料とすることが可能となるんです(#^.^#)
もちろん、完璧に予測するのは無理ですが、AIを使用することで正確性と効率化ができる点はメリットだといえますね!
具体例③ 災害発生時の被害状況を分析
AIを活用した防災対策として、AIを活用して災害発生時の被害情報の分析に役立てることが検討されています。
地震や台風などの災害が発生した後には、被害状況が把握しきれないことも多いです。
災害が発生したことにより道が寸断されたり、連絡手段が遮断されるなどして混乱することも…..
こうした場合に、広域の被害情報を素早く収集して分析するシステムにAIを活用することでより効率よく被害状況を確認することが可能となるといわれています!

過去の災害時にも被害状況の確認が遅れてしまう点が課題といわれていました!
具体的には、SNSに投稿された被害状況から場所や被害範囲を特定してデータを蓄積して救援・避難に活かす。
小型ドローンを飛ばして写真を撮影・分析して土砂崩れなどの二次災害の危険性を判断することが可能になると考えられています。
今までは、都道府県や地域で情報がバラバラに管理されていて、うまく避難や救援活動に活かしきれていない場面もありましたが、AIを活用することでデータを効率よく分析して防災・減災に活かすことが可能です!
今後は、ハード面の災害対策とともに情報収集などデジタル技術面でも最新技術を有効活用しないといけませんね(*^-^*)

災害から命を守る!私たちに必要な心構え
データをどう有効活用するかが大事!
AIを活用すると確かに効率的に防災対策を行うことができますが、AIで分析したデータをどうやって活かすのかが重要になってきます。
確かにAIが膨大なデータを分析した結果は貴重な情報ではありますが、データだけあっても何も変わりません!
このデータを活かして災害が発生したときにできるだけ被害が少なくなるように対策することが大事なんです。
まずは、AIを活用できるように研究を行うことが大切ですが、その後にはAIで分析したデータを共有して防災対策を実施できるような体制を整えることが重要になります!
この点に関しては、個人でできることはあまりありませんが、主に国や自治体がしっかりとした体制を整えることが重要となるでしょう(*^-^*)
一人一人の日ごろの災害への心構えが大切!
AIを活用した防災対策も重要だし、国や自治体には対策を行ってほしいですが、何より一人一人の災害への心構えが大切です。
極端な話でいうといくら国や自治体が防災対策を行ったとしても、私たち一人一人が防災意識を持っていないと被害を防ぐことはできません!
例えば、いくら避難勧告や避難指示などを自治体が出しても私たちが避難しなければ災害に巻き込まれてしまう危険性があります。
このように、防災対策が非常に大切であることはいうまでもないですが、自分たちも
「災害から命を守るんだ!」
という心構えをもって生活することが防災の上で重要になってくると思います。
避難しないといけない事態になっても避難をしない人が多くいますが、一番大事なのは何より命です!
災害が発生したときにはまず命を守る行動をするようにしましょう。
【まとめ】AIを有効活用して災害に備える
AIを活用した防災対策の具体例と、災害に対する私たちに必要な心構えについてご紹介しました。
日本で生活していれば災害はいつ起こってもおかしくありません!
AIなどの最新技術を活用しながらさらに効率的で正確な防災対策ができるようになると良いと思いますし、今後の災害に備えて準備もしないといけません。
そのため、私たち一人一人も日ごろから防災意識をしっかりと持って、もし災害が起こったときにはすぐに避難できる準備をしておくことが大切だと思います(#^.^#)
